11月15日(金)、生物多様性保全セミナー~生物多様性と企業成長~を開催しました!
環境省生物多様性主流化室長 山本泰生様に、『生物多様性と企業活動』と題し、
ご講演をいただきました。
企業にとって、原材料など生物資源は欠かせないものであるが、
生物多様性が失われると、その原材料が十分に確保できなくなったり、
費用が高くなったりと影響を受けるため、
持続的に使用していくために、原材料確保へとつながる環境保全の活動や、
生物多様性への影響を少なくした製品の技術開発、環境教育などを行うことは、
企業のイメージ向上と成長をもたらすとともに、
生物多様性保全に繋がることをお話しいただきました。
株式会社丸屋本社マルヤガーデンズ事業部 松見千種様には、
『生物多様性から生まれるコミュニティー』と題し、
壁面緑化や屋上庭園「ソラニワ」での取組みをご紹介いただきました。
壁面緑化は室内温度を約2℃下げており、電力の削減につながっていることや、
屋上庭園「ソラニワ」は、市民に開放しながら、NPOや地域団体、県外の人々が活動できる、
植物と共に「育てあげる庭」としてデザインされており、
地域と協働して、養蜂・採蜜など様々な活動が行われていることをご紹介いただきました。
マルヤガーデンズは、「地域とつながり、自然と共生しながら、ヒト・モノ・コトをつなぐ」を
コンセプトとされており、
事例紹介を通じて、地域と自然をとても大切にされていることが大変感じられました。
ご講演いただいたお二人、ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました!