亜熱帯地方原産のクモで、日本には海外からの貨物等と一緒に国内に侵入してきたと考えてられています。メスの体長は1cm程度で毒を持っており、オスはメスの半分以下の大きさで毒はありません。腹部が球のように丸く、腹部の背面に縁取りのある赤褐色の斑紋、腹面に赤色の斑紋があることが大きな特徴です。側溝や排水溝、花壇ブロックのくぼみ・穴などを好んで生息します。見かけた場合は、決して素手で触らず、靴で踏みつぶしたり、スプレー式などの殺虫剤を使用して駆除してください。攻撃性はありませんが、触るとかまれることがあります。かまれると、針で刺されたような痛みを感じます。その後かまれたまわりが腫れたりする場合がありますが、多くは一週間以内に回復します。まれに全身の痛みや発熱等の症状がでる場合があるようですので、その場合は病院を受診してください。
【環境省HP】(別画面で開きます)
http://kyushu.env.go.jp/wildlife/mat/m_2_8.html
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