全長ぜんちょうは雄おすで3cm、雌めすで5cmほど。メダカに似にていますが、体からだがもっと青あおっぽく尾鰭おびれが丸まるいです。また、グッピーの雌めすよりもカダヤシの雌めすの方が尻鰭しりびれに対たいして背鰭せびれが後方こうほうに位置いちします。水田すいでんと用水路ようすいろのほか、平地へいちの池沼ちしょう・湖みずうみ、河川かせん下流かりゅうで流ながれが緩ゆるやかな場所ばしょに生息せいそくします。比較的ひかくてき汚濁おだくに強つよく、また、海うみに連絡れんらくし海水かいすいの混まざっているような水路すいろにもみられます。昼行性ちゅうこうせいで、雑食性ざっしょくせいです。水面すいめんに落下らっかした小さな昆虫こんちゅう、動物どうぶつプランクトン、植物しょくぶつプランクトン、糸状いとじょう藻類そうるいを食たべます。定着ていちゃく実績じっせき日本にほんへは1916年ねんにはじめて台湾たいわん島とう経由けいゆで導入どうにゅう、1970年ねん頃ごろまで比較的ひかくてき限かぎられていましたが、蚊かの幼虫ようちゅう退治たいじのため東京とうきょうから徳島とくしまへ移植いしょくされ、徳島とくしま県けんで増ふえたものがさらに東ひがし日本にほん、西にし日本にほんの各地かくちへ放流ほうりゅうされて広ひろがっていきました。現在げんざいは、福島ふくしま県けんから沖縄おきなわ県けんにかけての各地かくちに分布ぶんぷします。メダカなどを駆逐くちくすることがあり、環境省かんきょうしょうの特定とくてい外来がいらい生物せいぶつに指定していされています。