鹿児島かごしま市内しないでは冬季とうきにのみ見みられる「冬鳥ふゆどり」で、山地さんちから海岸部かいがんぶにかけての農耕地のうこうちや樹林じゅりん周辺しゅうへんなどのやや開ひらけた場所ばしょに棲すむ、体長たいちょう14cm程度ていどのスズメ大だいの小こ鳥とりです。体色たいしょくは背面はいめんが灰褐色はいかっしょく、腹面ふくめんは橙色だいだいいろで、オスは頭部とうぶの灰白色かいはくしょくと喉のどの黒色こくしょくが目立めだちます。鳴なきながら、間隔かんかくをあけて尾羽おはをふるわせ、同時どうじに頭あたまを下さげる、おじぎのような行動こうどうをします。オスメスともに翼つばさの上面じょうめんに白斑はくはんがあることが特徴とくちょうです。主おもに農耕地のうこうちや林縁りんえん部ぶなどのひらけた場所ばしょに棲すみ、林床りんしょうで昆虫類こんちゅうるいなどを捕食ほしょくします。