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きもの図鑑ずかん

イスノキ

種類しゅるい
植物しょくぶつ
生息せいそくエリア
山林さんりん
活動かつどう時期じき
暖地だんち山地さんち林内りんない生育せいいくします。常緑じょうりょく広葉樹こうようじゅ高木こうぼくで、たかさはやく20~25メートルになります。樹皮じゅひ白色はくしょくですが、ふとくなると赤褐色せっかっしょくとなります。互生ごせいする単葉たんようで、ながさ3~7cm、はば1.5~3cmの倒卵形とうらんけいで、全縁ぜんえんまたは上部じょうぶ少数しょうすう波状はじょう歯牙しががあります。にはよくおおきなむしこぶができます。むしこぶはおおきくなるとあなき、ここをくとふえのようなおとることから「ヒョンノキ」の別名べつめいがあります。葉柄ようへいながさ5~10mmです。葉腋ようえきながさ2.5~4cmの総状そうじょう花序かじょし、上部じょうぶ両性花りょうせいか下部かぶ雄花おばなをつけます。はなには花弁かべんはなく、赤色せきしょくしべが目立めだちます。果実かじつながさ7~10mmで広卵形こうらんけい蒴果さくかで、表面ひょうめん灰白色かいはくしょくみつにはえ、先端せんたん花柱かちゅうのこります。花期かきは3~4がつです。木材もくざい非常ひじょうかたく、家具かぐ器具きぐ楽器がっきなどに使つかわれます。鹿児島かごしまでは、イスノキざい木刀ぼくとう示現流じげんりゅう系統けいとう剣術けんじゅつ使用しようします。